PR
「お母さん、靴下に穴開いてるよ」寝っころがっている所を見られちゃった。
え、あらホントだ。黒いソックスの足の裏、生地が薄くなっていて、小さな穴が開いています。
しかも両方。今まで全然気づかなかったわ。
穴を見て、かなり迷う。まだ、大丈夫かな。もう一回くらい洗って履こうかな。
いや、やめとこ。こういう時に限って、救急車で運ばれる事態になったりする。
救急隊員のお兄さんが私をタンカに乗せて運ぼうとした時、後方担当の隊員さんは、私の足の裏の穴を見て、「うぉ!」とか言って吹き出して、思わず落とさないとも限らない。命にかかわる事になるわ。
それに、もしそこで命が助かっても、後でお医者さんや看護士さん達が、元気になった私を見て笑うかもしれない。そうなったらちょっと恥ずかしいもん。
やっぱりこの靴下、もう投げよ(捨てよう)。短い間だったけど、こんな私を支えてくれて有り難う。